一般社団法人 静岡県臨床工学技士会
2017.02.16お知らせ循環器業務アンケート報告の公開について
循環器部会が実施した2013年および2015年に実施した「静岡県内循環器業務に従事する臨床工学技士の業務内容に関わる実態調査」のアンケート結果を2016年中部臨床工学会にて発表したスライド資料を若干編集し、掲載させていただきます。
2015年のアンケート結果では、2013年と比較し、臨床工学技士が循環器業務に関わる施設が増加していましたが、それが必ずしも業者による立会いの実施施設数の減少につながってはいませんでした。これは、デバイス関連やアブレーションなどの不整脈業務は、知識や技術習得に多くの時間を費やしている現状が、立会いの実施として現れていると考えられました。しかし、臨床工学技士の循環器関連業務への関わりが増えていく中で、今後、業者による立会いは減少していくものと思われます。このアンケート結果は、静岡県内の臨床工学技士の循環器業務の関わりと、業者による立会いの全体像は反映されていると考えます。しかし、アンケート回答施設が、2013年と2015年と一部異なることや、臨床工学技士が自施設の立会いの現状を把握できていないために無回答やわからないなどの回答が多かった事は今後の課題として挙げられます。
最後に、アンケートに回答いただいた施設の臨床工学技士の皆さまに感謝いたします。今後とも、静岡県臨床工学技士会へのご理解とご協力をお願い申し上げます。
静岡県臨床工学技士会 循環器部会